one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
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●第26ゲーム『言葉では伝わらないこと』
ジュニアクラス。
体操が終わって、コーディネーショントレーニング。
このトレーニングに、いやジュニアレッスン全てに於いて、
俺達は『結果』を求めていない。
『経過』なんだよ、こいつが、そして俺達が求めてるもんは。
だから、今、出来てなくてもいいんだ。
事実、このクラスにも、まだ上手に出来なくて、まごついてる奴はたくさんいる。

でさ、ONE BOY 。
お前はどうするんだい?彼らに。
『出来なくてもOK!大事なのは経過なんだ』って言うのか?
そんな薄っぺらな言葉だけで、ジュニアが理解してくれるのかい?

この前、自宅で一人で焼酎のコーラ割を飲んでいるとき。
ふと、昔使っていたフロッピーを見つけたんだ。
なんとなくパソコンをつけて中身を見てみた。
ジュニアに関して俺が書いたレポートが出てきたよ。
まだ社会人半年位の、中身の薄いレポート。
だけど、ある一文に目が留まった。
「ドリル間のセッティングは走って行う。しかし、それ以上にラリー中は走る。
情熱は、与えなければ返ってこない」
くさい台詞は昔から吐いていたんだな。

出来ないもんは出来ないよ。
今は、ね。
勿論、諦めずにいれば、いつか、絶対に出来るようになる。
これは、人生における全てのことに関して言えること。
・・・言えることだろ?
だから俺達は体を張っていくんだ。
言葉じゃないんだ。
心なんだ。
なぁ、ONE BOY?

この日記に、ちょっとでも違和感を感じてしまったなら。
そう感じてしまったなら、お前は“可愛そうな”奴。
違うか?
まぁ、見に来てみろよ、俺達のレッスン。
その違和感を吹き飛ばしてやるから。

噛み付いてくるのは、それからだろ。
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●第25ゲーム『ジャッジ』
審判のつかない試合は「セルフジャッジ制度」が用いられる。
この制度は「負け審」に代わるものとして、アメリカで考案されたんだ。
ラインジャッジからカウントのアナウンス、ノットアップなど種々の判定をする。

まあ、とにかくコート上で起こるすべての事を試合当事者であるプレーヤーに全部
任せるものなんだよ。
そうだよな。
「負け審」って辛いもん。
試合に負け、落ちている気持で審判をしなければならないのは酷ってもんだよ。
俺もよく負け審をしたなぁ・・・。
試合後だから審判中に足がつっちゃったりね。
けど、選手はお構いなしに試合を進めていくし。
おっと、昔話は聞きたくない?

話しを戻そうか。
で、セルフジャッジ。
ベースラインギリギリに飛んで来るようなボールはイン、アウトの判断が難しい・・・。

見る角度によってはどっちにも取れることもあるからな。
そういえば、この前観戦しに行ったジュニアの大会がセルフジャッジだった。
うん、子供たちは実にクリーンにジャッジしていた。
一瞬、ジャッジに迷う子がいるにはいたけど、相手に有利になるジャッジを心掛けていたね。
唯一?不満そうだったのは観ていた親?かな。
心の中で言っているつもりが、思わず口に出ちゃったんだろうか?
「今の、うちの子が打ったボールはインじゃないのか?!」
近くにいる俺にしか聞こえないくらいの声だったけどね。
試合後に、選手を掴まえて同じことを言っていたよ。
しかも今度は大きな声で。
こんな親や指導者がもし多く存在しているのならば、俺はジュニアテニス界に不安を
覚えるところだったんだが。
ちょっと安心したのは、選手がこの親をあまり相手にしていなかったってこと。

まあ、よく考えてごらんよ。
一番よく分かってるのは、打った本人なんだから。
でも相手がアウトとジャッジしたらアウト!
インとジャッジしたらイン!
判定は覆らないし、それが一番正しいのさ。
恋愛と一緒だよ、こりゃ。
そっか、この親はよい恋愛をしてこなかったんだな、きっと。
なんてね。
●第24ゲーム『恩師』
小学生の男の子が将来なりたいものの一位は『野球選手』だってさ。
二位は『サッカー選手』
そうだよね。
松井やイチローがあれだけ大活躍してるしね。
やっぱり昔から変わらないよな。
ん?俺はどうだったかな?
・・・思い出せないな。

ちょっと振り返ってみようか。

俺には二つ年上の姉貴がいる。
小学校の頃、一度だけ、何故か姉貴が学校から泣いて帰ってきたんだ。
まあ、よくあるイジメみたいなもんだよ。
口ゲンカの延長みたいなもんなんだけどさ。

俺はあまり気にしてなかったよ。
それに姉貴はイジメられるような感じじゃないんだ。
むしろ、パワフルで正義の味方みたいな感じ。
余談だが、中学の時に姉貴の忘れ物を届けに姉貴のクラスに行ったことがあってね。
「これ、姉貴に渡してください」
「誰?」
「○○です」
「ああ。番長の弟か。お~い、番長~・・・」
って・・・・ええ!
あだ名が番長かよ!
まあ・・・いいか。
でね、そんな姉貴が小学校の頃、泣いて帰ってきたわけだよ。
オフクロもどうしようか迷ってたんだろうけど、最終的には乗り込んだろうな、学校
にも、イジメた奴の家にも。
オフクロの気持ちが固まりかけた頃に、家のインターホンが鳴ったんだよ。
玄関の前には姉貴の担任が立ってたんだ。
その後ろには数名の生徒。
「謝りなさい」
この一言だった。
すげぇ先生だと思ったよ。

次の年、その先生は俺の担任になった。
いい先生でね。
事あるごとに、生徒にぶつかってきてくれたよ。
憧れたなぁ。
パンチパーマがトレードマークだった。
背丈はそんなに大きくなかったけど、でっかくみえたなぁ。

思い出した。
ある時期までは“先生になりたい”と思ってたんだった。

あれから何年が経ったんだろうか。

先生、お元気でしょうか?
今、俺は“教師”ではないんだけど、人に何かを伝える仕事に就きました。
まだまだ貴方のようにはなれていませんけど、大事にしています、先生の教え。
一度、酒でも付き合ってくださいよ。

先生、俺は、野球選手にもイジメにも、そして学校の先生にも負けない、
そんなコーチになってみせます。
●第23ゲーム『1インチの差』
今日は夕方からいきなりの雷雨。
午前中は最高の青空が広がっていたから、天気予報を信じなかったんだけど・・・。
あっという間の土砂降りの雨で、コートは水浸しになった。
雨粒が作り出す、水溜りに広がる無数の波紋。
何だかこういった景色って見入っちゃうんだよね。
心が無になると言うか・・・・まぁ、一種の精神統一にもなるね。
で、俺がこの雰囲気に浸っている時に、びしょ濡れになったスタッフが出勤してきた。

「いやぁ、駅に雷が落ちたみたいで、電車は止まるし、バケツをひっくり返したよう
な雨が振ってくるし散々ですよ。まったくついてないっす!あ、そうそう、俺の弟が
テニスはじめるんすよ!ラケット欲しいんですけど、どれがいいっすかね?」
よくしゃべる奴だな、なんて思いながら、まあまあ、とりあえず体を拭いて着替えて
おいで、と更衣室に向わせた。

着替えたみたいだから、ラケットの相談。
「入門用のラケットでいいんじゃないか?これなんかどうだよ?」
スクールで初級者向けに勧めているラケットを差し出してみたら・・・。
「でっかくないっすかね?」
「え?弟っていくつだよ?高校生くらいじゃないのか?」
「小2っす。あ、だけど体は結構でかいほうですね。で、聞いてくださいよ。弟、
空手もやってるんですよ。チョッと蹴ってみろよ、って太股蹴らせたら痛いの
何のって、コレあおあざっす。で、この前、全国大会で準優勝した奴と試合した
みたいで、2-3だったんすよ。惜しかったんですよねー。親父なんか興奮しちゃって、
もうやる気になっちゃって・・・(以下略)」
いやいや、お前も話しながら興奮してるよ、十分。
空手の話しは分かったから、ラケットは俺の言うとおり、大人用にしとけよ。

もちろん、本当に力の無い子や、まだ体の小さい子にはジュニア用の小さいラケット。
けどね、それでラケットがしっかり振れてきた子や、小学校低学年でも体の大きい子
には、大人用のラケットを勧めるんだ。
例えば、体格が似通った子で、使ってるラケットで1サイズ差があったとする。
ショットの威力は“段ち”。
ラリーした時の体の使い方が明らかに変わってくるんだよね。
この春に行われた小学生の大会でも、やっぱり小さいラケットを使っている子は、
上位進出が厳しく思えちゃう。
そういえば、あの泣き虫娘も新しいラケットに変えてたな。
誕生日プレゼントで、大人用の真っ白なラケット。
「コーチは触っちゃダメ」って怒られたっけ。
「けち!」って言い返したけど、ホントは内心で「良かったね」って思ったんだよ。

話しは戻るけど、空手なんてやってる弟には、きっと喧嘩じゃ勝てなくなるから、
テニスでは負けないように練習しようか?
何ならこの雨の中でも俺はOKだぜ!
それとも0.5インチロングのラケットに変えてみる?

※ジュニア用ラケット:19インチ~26インチ、一般用ラケット:27インチ以上
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