one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
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●第43ゲーム『YOU&Iメッセージ#2』
「あれ?元気ないっすね?何かあったんすか?」
「いや、別に、な」
「うっそだぁ~!あ!もしかしてフラれたんすか?」
「うるせ~な。そんなんじゃないよ。ちなみに俺はフラれるくらいなら、その前にモノクロ」
「モノクロ?」
「いや違う違う。フルカラー!」
「その前にフルから?つっまんね~!オヤジギャグ!」
「うっせ!」
「で、どうしたんすか?」
「いや、な。この前行った講習でコミュニケーションの取り方を勉強してきたんだよ。
この前言ったろ?YOUメッセージとIメッセージの話」
「あぁ、あの表の感情に隠された真の感情の話っすね」
「そう。表の感情で相手を避難するYOUメッセージと、自分の真の感情で訴えるIメッセージ」
「結構有名な先生の話だったんすよね?」
「ああ。面白かったぜ」
「んで?」
「まあ、その先生が言うには、Iメッセージが大切ってことなんだよな」
「先週のレックメルマガ『oneboy日記』みたいなことですよね?」
「よくしってるね。読んでる?」
「毎週」
「えらいぞ。でな、ちょっとそれを意識してジュニアと話したんだよ」
「へぇ~。どんな風にですか?」
「うん。ちょっとボールを拾わない子がいてね。『ボールを拾ってくれないと悲しいな。
もし誰かが踏んで転んで怪我しちゃったらって思うと不安で仕方ないよ』って言ったんだよ」
「そしたら?」
「うん、そしたらその子、落ち込んじゃってさ。しばらく黙っちゃったんだ」
「へー。成功じゃないっすか?!」
「うん、まあ、そうなんだけどさ。その子の顔を見たらこっちまで寂しくなっちゃってね・・・。
きっと俺が使い慣れてないメッセージだったんだろうね。早く自分のものにしていかないとな」
「真のコミュニケーションってのは深いっすね」
「相手が不快にならないようにね」
「またオヤジギャグっすか?!不可解です」
「お前もじゃないか!」
「元気になりましたね。じゃ、レッスン行ってきまーす!」

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●第42ゲーム『YOU&Iメッセージ』
ちょっと不機嫌そうにジュニアレッスンから帰ってきたヤツがいて、
『俺はご機嫌ななめ。気になる人は理由を聞いてくれ』的な
オーラをムンムンと出して俺の隣に腰を下ろした。
まあ、こんな時はさ、大体理由は分かるんだけど。
で、とりあえず聞いてみる。
「どうしたの?」
そしたら、待ってました!とばかりに口が動き出した。
「子ども達が邪魔ばかりして、レッスンがスムーズにいかなかったんすよ!
なんできちんとやってくれないんすかね!
叱っても叱っても、すぐにふざけちゃうし。
最後は怒鳴っちゃいましたよ」
やっぱりね。
で、もうちょい聞いてみる。
「そうか。で、なんて言ったの?」
「なんて?そりゃ決まってるじゃないっすか!“ちゃんとやりなさい!”ですよ」
ここで、『そんな言い方をしたら子ども達は反発して駄目に決まってるじゃないか!
分かってねぇなぁ!』
とは言わない。
もうちょいだけ、聞く。
「けどさ、子ども達がきちんとやってくれない事に何で怒るの?
伸び伸びやらせりゃいいじゃん。」
「何で?って。いや、悲しくなりますよ。
せっかくテニスをしてるのに、ふざけてやったら勿体ないですよ」
「それ。それだよ。悲しかったんだろ?お前は」
「・・・・そっすね・・悲しかったんすよ」
「来週のレッスンで同じことがあったら、お前の“悲しい”気持ち、
“テニスを楽しんで欲しい”気持ちをあの子たちに伝えてごらんよ」
「悲しい気持ち・・・」
「そ、気持ち。シンプルに素直にね。恥ずかしからずに子どもの目線までしゃがんで、
しっかり目を見てさ」
この話はここまで。
こいつが来週どうなるかは、まだ分からないよ。
上手く伝わるといいね。
相手の事ばかり考えてないで、自分の事も見てごらん。
きちんと自分の感情を整理してみると、真の気持ちが見えてくるんだ。
その気持ちを伝えることが、本当のコミュニケーションなんだよ。

●第41ゲーム『素直な気持ちで』
(お母さんもコーチもうるさいなぁ!今日はテニスしたくないの!)
「今日はちょっと機嫌が悪いみたいで・・・すいません、コーチ」
「いいんですよ。じゃ、やりたくなったら、コートに入っておいで」
(だから今日はやりたくないんだってば!何にも分かってないくせに!)
「○○ちゃん、何かあったの?お母さんに教えてくれない?」
(誰が悪いと思ってんの?)

「・・別に・・・・」
「まあ、無理にやらせても楽しくないでしょうから。本人に任せましょうか、お母さん?」
「はい・・・そうですね・・・」
「じゃあみんなはレッスンを始めよう。体操からね」
(なんだよ、結局私がいなくても始めるんじゃん!)

「・・・やっぱりやる」
「じゃあ中に入って。一緒に体操しよう」
「・・・・」
「お返事は?」
「・・・はい」
「うん、いい返事だね。よし!頑張ろう!」


その日、コーチは私が何故やりたくなかったかを聞かなかった。
いつもどうりに、おっきな声で私の名前を呼んで、テニスしてくれた。
ただ帰り際に、
「また来週な!」
って言ってくれて嬉しかった。
家に着くまでに、お母さんに謝れたらいいな。
いや、謝ろう!
「ねぇ、お母さん。さっきは・・・」
●第40ゲーム『HAPPY BIRTHDAY,RIRI!!』
「子ども用のラケットでいいやつないかい?」
友人からいきなりのメールが入った。
理由を聞いてみると、4歳になる姪っ子へのバースデープレゼントだって。
それなら、と綺麗なピンクカラーのラケットを手配した。
あとスポンジボールもね。
喜んでくれるといいよね。

その子はここでテニスを知るわけだね。
こんな素晴らしいスポーツに早く出会えて良かった良かった。
・・・なんて思うのは、テニスマンのエゴなんだろう。
まあエゴでもいいからテニスは続けてくれ、って思うね。
フェデラーだってシャラポワだってラケットを握り始めたのはこれくらいの年齢だろう。
15、6年後にチャンピオンになったアイツの姪っ子がスピーチで、
「私がテニスに出会ったのは一本のラケットが・・・」
なんて話になるかは分からないけど、もしそうなったら、
『そのラケットを選んだのは俺だから!』
って五月蝿く騒いでるんだろうな、俺。

そんなこれからの世代を担っていくジュニア予備軍が日本にも沢山いる。
だから、だからさー・・・・、いきなりのキャンセルは無いんじゃないの?
AIGジャパンオープンをドタキャンしたフェデラー君!

来年のバースデーには絶対来てくれよな!
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