one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
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★第30試合 『気付き』
「うわ!太っ!なんすか?この足?」
「ちょっと転んでやっちゃってね」
「練習中にですか?うわ~太ももと同じ太さですね~。・・・何て言うか・・・」
「何だよ」
「・・・メタボ足」
「なんか楽しそうだね、君」
「そんなことないっすよ。で、なんでコケたんすか?」
「ん?遠いボールを追いかけてね」
「で、もつれた、と」
「はいはい、もうそれでいいよ」
「けど、暫くはテニス出来ないっすね」
「そう・・・それが一番辛いのだ」

普通に歩いて、普通に走って、普通にテニスしていた。
時にはキツくて練習で手を抜いたり、サボったり。

今はサボることすら出来ない。
人は失ってはじめて、その大事さに気付くんだ。
友とのケンカ別れも、恋人とのツライ別れも、別れてから気付くものよ。
うんうん。
けど、人生はその気付きがあってから、どうするかが重要なんじゃない?

だから・・・次からはもっと愛します!
サボったりなんかしないからね!
ゴメンね、テニス。
待ってて、テニス!
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★第29試合 『進』
「ねぇ先輩・・・」
「何?」
「合宿やりません?」
「え?合宿?って合宿?あの学生がやる合宿?」
「そっす。昼はテニスして夜は花火して飲んで。肝試しもしたいなぁ」
「本気でいってんの?」
「いつがいいっすかね!8月中にしますか。やっぱり山梨かなぁ。
僕、合宿所とかの、あのちょっとパサついたご飯の朝食が好きだったんですよね。
あと昼飯は高確率でカレー、みたいな」
「要は、遊びに行きたいんだろ?」
「違いますよ!テニスがメインで・・・・」
「で?」
「で、まあ・・・遊びたいんです。けどテニスはしっかりやりますよ。
あの炎天下の下、ガッツリ練習です!」
「山中湖の辺りはよく夕立がきて、練習中止になるんだよな」
「それも夏合宿の醍醐味ですよ」
「うん。そうだな。環境を変えて練習するのも大事だね。いつも同じ練習相手、
試合相手じゃ緊張感も無いし、上達度合いも少ないしね」
「・・・それ、僕の事言ってません?」
「いや、そんなつもりじゃ無いけど」
「チェッ。ま、いいや。じゃ、決まりですね!」
「けど、皆の予定があうかなぁ?」
「時間は自分で作るもの、予定は自分で立てるもの、です!」
「はいはい、分かったよ。珍しく強気だねぇ。企画倒れにならないようにな」
「とりあえず、皆にメールで連絡しましょう!先輩も手伝って下さいね!ほら!早
く!」
「分かった分かった。(こういう行動力は凄いんだよな)」
「なんか言いましたか?」

想いが想いのまま終わるか。
その想いを行動に移せるか。
やっぱり前者になってしまうことが多い。

“夢をかなえる一番の方法 君に教えよう
それはかなうまでやり続ける事 自分を信じて”
(夢唄/コブクロ)
まず一歩目!
★第28試合 『1825日、BOM-BA-YE!』
ここでのレッスンも残すところ、あと数日。

「5年か・・・」

長かったな、やっぱり。
帰り道にふと思ったことが、気付かないうちに声に出ていて、驚いた。
同じところに居続けることで、仕事もどんどんやりやすくなって、
何よりレッスンが進めやすくなっていった。
だから、俺なりに『想い』を伝え続けて来られたんだ。
だけど、ぬるま湯?って感じることも・・・確かにあったな。
甘えていた部分も・・・もしかしたらね。
目の前に広がる同じような風景に対して、
『自分の成長にブレーキをかけてんじゃないか!』って意味もなく悩んだりして。
勿論、そんなことはないんだけどね。

上司のアイツは『寂しい』と言ってくれた。
寂しいよ。
俺の方が。
いや、アンタとの別れがじゃなくて。
出会った人達との別れが。
練習をしたこのコートが。
喜怒哀楽が溢れていたあのスタッフルームが。
5年の月日全てが俺を引き留めてしょうがない。
だけど俺がこのコートを離れることには、きっと大きな意味があるはず。
まだやることがあるはず。ちげぇねぇ。
いつかまた戻ってきたい。
そんときは、アンタと肩を並べたいもんだな。

待ってろよ、埼玉。
まだまだこれからだぜ!

5年間に関わった全ての事に感謝します。
ありがとう。
さようなら。
また会う日まで。
★第27試合 『決戦前夜』
「もう寝ましょうよ~」
「ん、あぁ、もうちょいだけ」
「明日早いっすよ?試合なんすよ?」
「分かってるよ。だけどな、いいイメージを持つためには見なきゃいけないのよ」
「はいはい。だけど本当に勝ちたいなら飲まずに寝るべきですよね」
「うるさいな。オマエだって結構飲んだじゃないか」
「僕は適量&睡眠だから大丈夫ですよ」
「じゃ、寝れば?俺はイギリスの熱き闘いを目に焼き付けるから」
「勝手にしてください。おやすみなさい」
「ああ、おやすみ」

「おはようございま~すぅ」
「おはよう」
「・・・なんかずいぶんスッキリした感じですね」
「そうか?普通だよ。」
「ウインブルドンどうなったんすか?」
「・・・・」
「どうなったんすか?」
「・・・・」
「ねぇ!」
「それは見ていた者の秘密だろ。スゴかったなぁ、アイツ・・・」
「はいはい。試合で空回りしないで下さいよ」
「オマエも湘南のコートにひれ伏するだろうな」
「朝飯はどうします?」
「シカトか。そうだな、モス食べたい、俺」
「高いっすよ、モス。おごりっすか?」
「打ち上げの焼肉が割り勘でいいなら奢ってあげるよ」
「え!?モスくらいは自分で払いますよ!楽しみだなぁ、焼肉」
「焼肉云々じゃなくて、試合を楽しめよ」
「ヘ~イ。で、今日の作戦は?」
「そうだなぁ・・・やっぱりサーブ&・・・おい!」
「ちぇっ。別に身内なんだからいいじゃないっすか!」
「わかってないなぁ、やっぱり・・・・」
「何がですか?」
「もう試合は始まってるってことだよ。俺はどんな試合も負けたくないの。身内の相手だってね。
かつての名選手ブラッド・ギルバートは格上の選手に勝つために様々な手を使ったらしい」
「誰すか?」
「・・・もういい」
「けど、それは僕を格上と見てくれてるんですよね!嬉しいなぁ~」
「オマエはモスも肉も自腹で払いなさい」
「冗談です~」

試合も仕事も人生も同じ。
常に真剣でいこう。
そして誰にも負けたくない。
まだまだ突っ走らなきゃ。
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