one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
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★第43試合『差』
二日間のセミナーが終わり、飲み屋での『お疲れ様でした会』での事。

「今回のセミナーも色んな内容があって面白かったよねぇ」
「うん。どこが一番良かった?」
「そうだなぁ・・・俺は初日の午後2番目に話した人と、2日目の午後の女性の講義かな」

「ほ~。けど初日の方の人は緊張してたよね」
「そりゃそうでしょ。俺なんかあの場所に立つことすら出来ないよ」
「協会の方にだって講師を選ぶ権利はあるもんね~」
「うん、そう・・・・・いやいや!そうじゃなくて!緊張しちゃって震えて立てないだろうなって事!」
「あ、そう言う事か」
「でもさ、サッカー協会の人の話もグッと来たよね」
「そうだね。『サッカーを広めるためなら何だってやる』って」
「アツい人だった」
「俺達も、もっと頑張らなきゃいけないな」
「そうだよね。日本リーグ時代のサッカーなんて、雨が降ったら家族しか応援にいなかったんだ
もんね」
「うん。それがJリーグが始まって、ワールドカップに出場するようになって・・・。雨の日で
もサポーターはたくさん!」
「テニスもサッカーもスタートは良い勝負だったのに、今は置いてかれてる気がする・・・」
「けど、サッカーが伸びてきた大きな要因に“キャプツバ”は外せないんだってね」
「確かに!漫画、今でもやってるし。けど俺達にも“テニプリ”があるからね!」
「ニシコリ&テニプリでサッカー界に負けないようにしなきゃ!」
「おう!なんかやる気が出てきたぜ!」
「じゃあ、とりあえずもう一軒行っとく?」
「いいね!寿司でもどう?」
「そう言うと思った。わさびたっぷりのカッパ巻き食べに行く?」
「あの泣けるヤツ?」
「そう。泣けるカッパ」
「よし!そうしよう!行こう!!」
「けど、やっぱり・・・」
「何?」
「セミナーの時よりお前、生き生きしてるよね」
「えっ!!・・そう?まあセミナーと飲み会はまた別もんだからさ~」
「はいはい」

テニスを日本一メジャーにするためなら、何でもやる!
セリフを言うだけなら、なんとでも・・・。
分かってる、そうだよ、まだ何もやれてないよ。
明日、いや今から命掛けてかなきゃな。
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★第42試合『スペック』
「Kスペックがね、あるんだって」
「かなり重量感があるみたいだね。トップヘビーで」
「マジすか!使いてぇ!」
「お前に使えるかぁ?」
「無理無理」
「やってみなきゃわからないじゃないっすか!」
「分かった分かった。そうだな。ま、使うのは自由だから」
「チェッ」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ダメっす・・・・・使えなかった」
「いや、良かったよ、なぁ?」
「ああ、運命の出会いを感じるね。俺、購入決定」
「どうせ僕はお二人とは違いますよ」
「スネるなよ」
「そ、いいんだよ。Kスペックが使えるからスゴいわけじゃないし」
「だな。自分のスペックでしっかりやったほうがいいんだよ」
「プレースタイルは人それぞれだしね。仕事だってそうだろ?」
「ま・・・・たぁ~、すぐ仕事に結びつける~」
「あれ?傷ついた?すまんすまん」
「ん・・あれ・・何すか?僕のスペックが低いってこと?」
「さ、早く飲みに行こうか!」
「そうだな!」
「あれれ~?」

大丈夫だよ。
常に上を向いてれば、プレーも変わるし、スペックも上がるから。
だから、もうちょい肩の荷を下ろしちゃえよ。
★第41試合『覚悟』
「おい、てめぇ○○!話聞いてんのか!」

小学生に対して容赦ない怒号が飛ぶ。
目がマジ。
それだけ『本気』と言うことだ。
テレビで見ているまんまのアツい男が、闘っていた。
ビリビリ伝わる熱気が、俺に自然に上着を脱がさせた。

ミーティングでは、「世界に立ちたいなら、トップになりたいなら、『覚悟』をしてくれ」と静
かに語っていた。
まだまだちっこい小学生に。
「覚悟がないならそれでもいい。日本で適当にやってろ」とも。
厳しい。
それほどまでに、世界は高いんだな、と感じる。

あまりにつらい練習に吐いてしまう選手。
彼は五分前にアツい男に怒鳴られた奴。
彼は大きな実績は無く、合宿に選抜されたらしい。
不安で一杯・・・・だろうな。

「I am nurves」

ボブに自己紹介するときにちっせぃ声で頑張ってたぜ。
だよな。

“可能性”を感じることが、この合宿に選ばれる基準だと言っていた。
ただし、こうも言っていた。
『次回、選ばれなくても、頑張ってやり続ければいいんだ』
まさしくそれが覚悟なんだろう。

帰宅時、駅までのバスを待つ間、参加選手のコーチと一緒になった。
彼等は全日程を選手と共に過ごすらしい。
頑張ってほしい。
彼等も覚悟の固まりだ。

この強烈な合宿に誘ってくれた先輩が言ったんだ。
『いいか、強化も育成も普及も、何もかわらないんよ。一緒』
うん。

ボブが言っているアドバイスはいたってシンプル。
『余計な動きをしない』
こればっかだった。
一緒なんだね。

覚悟が出来るか、出来ないか?
いや・・・・するかしないか?

I will be No.1 !

なりたい、じゃなく、自分の意思(=will)で言うことが大事なんだ。

俺もいつか自分の力で、ここに立ちたい。
違った。
俺はいつかここに立つ。
そしてアツい男と一緒に闘うぜ。
だから待ってろよ。

さ、俺の闘うステージへ帰るぜ。
★第40試合『BOY’S be・・・・』
「あれ?ついに大台ですか?」
「ん?大台?・・ああ、まあな」
「いや~とうとう突入ですか。いつもいつも先に行っちゃうんですねぇ」
「そりゃ俺が先に生まれたんだから仕方ないだろ」
「そうは言っても・・・なんだか遠く離れてしまったみたいで・・・ううぅ」
「お前なぁ・・・自分と10の位が違ったからって・・・実際そんな違わないだろ」
「そっすかね」
「そうだよ!」

ガキの時にすっげぇ大人に感じていた年齢になり、ふと思うこともある。
あの頃思い描いていたような“大人”になれたかどうか。
理想ばかりが先にあって、現実を知らなかった。
けど、まさに今、その現実は・・・どうだろうね。
-貴方は歳を取りすぎた-
-キミはあまりに若すぎる-
高校の卒アルに載っていた。
《未来の自分》と《過去の自分》の対話をイメージしているもの。
当時は良くわかって無かったけど・・・。
結局、どちらも大人になってない、ひ弱な奴って事な気がする。

「先週のAIGは行ったんですよね?」
「うん、見てきたよ、錦織」
「凄かったですか?」
「凄かったよ。それ以外言葉が出てこない」

入場と同時に湧き上がる歓声。
スーパーヒーローの登場にスタジアムが1つになった。
18歳とは思えないオーラを纏い、世界のプレー。
ランキングでは20程上位である大男をぶっ倒した。
けどウイナーズスピーチを聞いていると、まだまだあどけない表情が出てきてね。
「ああ、まだ若いよね、そりゃ」なんて、勝手に思って自分を納得させたりしてた。

「あれ?一回り違うじゃないですか?!」
「自分で言うのも情けないけど、全然違うな、俺の18の頃と」
「先輩はどんな18だったんですか?」
「まあ普通に若かったよ。肉体は勿論だけど、精神も。いや、未熟だった、って事かな。
テニスはしてたけどさ、遊んでもいた。」
「いやいや・・・ご謙遜を。・・・・・それに、今だってまだまだ若いじゃないですか!」
「ありがとう・・・・・って、それって今も未熟だって事が言いたいの?」
「えへへ~」


老け込むのは早いぜ。
俺はまだまだ若いんだ
過去の自分なんてクソクラエダゼ!

BOY・・・・大志をいだけ。
★第39試合『闘う理由は』
礼儀正しいけれど、線も細くてちょっと頼りない。
そんな第一印象。
けど、経験を積んで頼れるパートナーの一人になっていった。

お前はよく弱音を吐いていた。
「辛いッス。もう足が動かないッス」
そんなセリフを言った後、太ももに気合の張り手をしてコートに向かっていったな。
そして、必死にボールを追いかけていた。
口から出ている言葉とは裏腹に、折れない一本の太い芯があったのも知っている。

「もうちょっと続けたい気持ちもあるんですけど・・・今のままって訳にも・・」
お前は、その時は言わなかったけど、
「彼女を幸せにするためなんです」
だったんだろ?

お前が辞めて何年だっけ?
3年くらいかな。
連絡も余りよこさないで・・・なあ!
急にメールが入ったと思ったら、かわいい嫁さんを魅せつけるような結婚式しやがって。

「今度テニスして下さいよ」
いいよ。
その代わり、手加減なんかしないからね。

「今ですか?5時半に起きて会社に行ってますよ。帰りは21時とか22時とかですかね。辛いッス」
けど、気合の張り手はもう要らないか。
だって、闘って闘って・・・隣に座ってる女性を守っていかなきゃ、だもんね。
いつまでも前を向いて闘い続けようぜ。
お互いにな。

最後になったが・・・

”おめでとうさん!!”
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