one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
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★第51試合『2008ラスト』
「今年最後のメルマガっすよ」
「そうだね。思えばいろんな事があったね」
「はい。メルマガを読み返すと、先輩が苦労しながら原稿を書いている姿が鮮明に・・・・・
うう、大変でしたねぇ・・・」
「うるさいよ」
「へへ。今年もお世話になりました」
「・・・・」
「どうしました?」
「・・・・」
「あ!“大変”お世話になりました!」
「うむ。来年はあまり迷惑掛けないでくれよ」
「は~い」
「よろしい」
「で、今回はどんなネタで?」
「うん、先日ね、テニス練習したんだよ。同僚と後輩と」
「僕、呼ばれてないっすよ」
「お前は彼女とクリスマスだったんじゃないの?」
「えへへ」
「・・・でね、その後鳥料理の旨い店で飲んだんだ。
元は寿司屋だったらしくて、握りもあって俺好みの店。美味かったなぁ~」
「ずりぃ。今度連れてって下さいね。で、それがネタ?」
「そん時の話がな」
「へ~、どんな話だったんすか?」
「まあ内容はどうでも良いんだけどさ。ある奴がな、話しながら涙を流せるアツさを持ってたのよ。
そんな仲間がいるってだけ嬉しいよな。その日は夜遅くまではしゃいじゃったよ」
「なるほど。飲みすぎた言い訳ですね」
「お前はその相手を茶化す性格を直さないと、いつか彼女にフラレルぜ」
「大きなお世話ですよ。でも、そういった“アツさ”がOne Boyのモットーですもんね!」
「まさにその通り!良く分かってきたね。来年はお前、書く?」
「いやいや、先輩の夢が叶うまでは代われませんよ!」
「結婚?」
「茶化さないで下さい!その性格を直さないと・・・・」
「分かってるよ。テニスを日本一メジャーに!だろ?これは俺だけじゃなく、みんなの想いだよ」
「そうでした!来年も真っ直ぐに突き進みましょうね!」
「そうだな!けど残り一週間も気を抜かず、な!」
「押忍!」

今年一年、ご愛読頂き、ありがとうございました。
来年もアツい気持ちを文章にして皆様に発信できるよう頑張ります!
One Boyは編集長が打ち切りを出さない限り?続きます!?

それでは皆様、良いお年を。
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★第50試合『想いを握り締めて』
男は耐え忍ぶ時も必要なのだ。
言ってみれば、寝ている時以外は常にそういった状況に置かれている。
実は私は、それこそが男子の宿命なのだ、と思っている。

テニスコートで涙を流す。
悔しくて、悲しくて。
拳を強く握りしめながら。
私は、そんな男達を知っている。
そして、彼らも知っているのだ。
簡単に出した拳からは何も伝わらないことを。

掴んだ拳を使えずに言葉を失くしてないかい?
(YAH YAH YAH/CHAGE AND ASKA)

私は、それでいいと思っているんだ。
★第49試合『遅く起きた朝は』
「起きた?」
「んぁ?ああ・・・・どう?」
目を半開きにするのがやっとの状態で聞いてみた。
何が聞きたかったのか、自分でも良く分かってない。
「だめ。そっちは?」
「俺も。飲みすぎたな~。アイツはまだ寝てんの?」
「うん。片付けて帰ろうぜ。いつまでも寝てちゃ悪いよ」

昨日はボスを強引に誘って中華料理屋からカラオケまで付き合ってもらった。
その後、勢いでコイツんちで家飲みになったわけだが・・・・。
毎回思うんだが、カラオケ屋のサワーってのは悪酔いする。
絶対に安い焼酎使ってんだよ。
分かっちゃいるけど・・・・・飲んじゃうんだな~。

「んじゃ、お邪魔さま~」
帰り際にはアイツも起きてきて見送ってくれた。
あきらかにまだ酔ってる感じだったな。
「また来てくれよ」
言葉に元気が無かった。
スマナイ。
ゆっくり休んでくれ。
しかし、いい加減にしないとアイツの嫁さんに嫌がられちまうな。
気をつけよう。

帰りにちょっとだけ駅前のスクールを覗いてみた。
実は、ここは俺達の出会いの場所。
まだ若かった三人が社会に飛び込み、もまれた場所。
あれから何年経った?
俺達が居なくなっても誰かがテニスコートを守っている。
変わらないなぁ・・・・。

「俺達ってさぁ、ヤングマン三人衆なんて呼ばれてたけどさ」
「呼ばれてた?自分達で勝手に呼んでたんじゃなかったっけ?」
「そうだっけ?ま、その辺は置いといて・・・・。もう次のヤングマンが育ってきてるよね」
「そうだな。急にどうした?」
「いやさ、ケツをつつかれてる感じがしてね」
「後続が居るってことだろ?いいじゃん、魚鱗の陣だな」
「まあ喜ばしい事なんだけどね。でさ、考えたんだけど」
「何?」
「新しい呼び名」
「呼び名?」
「そう。もう三十路ってことで『三銃士』!どうよ?」
「三銃(30)士?くっだらねぇ~。それに俺は30までまだ一年あるし」
「ま、細かい事は気にしない気にしない!じゃ、決まりね!」

俺達はスクールを後にした。
各々の場所へ帰るために。
守るべきテニスコートはもうここじゃない。
だってここはもう素晴らしい守り人達がいるんだから。

長い長い帰り電車の中で思い出したのは、昨夜ボスが歌った曲だった。

古い舟には新しい水夫が乗り込んでいくだろう
古い舟を今動かせるのは古い水夫じゃないだろう
(イメージの詩/吉田拓郎)

まず自分の舟をしっかり動かすんだぜ。

★第48試合『最後まで』
「師走ですね」
「あっという間だったね」
「人生のスピードは年齢をそのまま時速に直したものらしいですよ」
「へぇ」
「だから僕はまだ時速20キロ前半ですが・・・・・」
「何?」
「先輩は僕と10キロ違うんで・・・・」
「あっそ。続きは言わなくてもいいや」
「スネちゃいましたか?」
「いや、そんなんじゃないけど。今年の目標にきちんと向かっていけたか、ふと思ってね」
「確か・・・・飲み過ぎないようにする・・でしたっけ?」
「キミ、帰っていいよ、もう」
「怒らないで下さいよ~。今日は泊めてもらいますからね」
「明日寝坊して授業に遅刻しないためだろ?俺はキミの目覚ましか?」
「ぐ・・・で、何だったんですか?目標は?」
「だった?まだ今年は終わってないから過去形というのは合ってないな~」
「失礼しました。で?」
「もっとテニスに打ち込む!だよ」
「あぁ、そうでしたね。で、何%達成ですか?」
「・・・・うん、何事もそうだけど、数字が絡んでこないと明確な答えは出せないよな~」

「じゃあ来年はきちんと結果が分かる目標にしましょうよ!」
「いや、まだ終わってないからな。来年の事は考えない!て言うか、お前はどうだったんだよ?」
「僕ですか?えぇまぁ彼女も出来たし、万々歳です!」
「彼女作るのが目標?他にないの?」
「え?まぁテニスも勉強も頑張ったつもりっす!」
「お前・・・・もうちょい考えたら?」
「羨ましいんですか?」
「もう遅いから帰れば?解散な」
「いやいや、泊まります!怒っちゃいや!」

泣いても笑ってもあと1ヶ月。
12分の1でもやれることは山の様にあるはず。
諦めるんじゃなく、悔やむんじゃなく、笑って誤魔化すんじゃなく、真摯になって立ち向かおう。
進むんだ。

『来年はどうする』じゃなくて『今年はどうした』が大事なんだよ。
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