one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
★第77試合『俺達に明日はある』
「いやいや、紙一重でしたよ。どの勝負も、どっちが勝ってもおかしくはなかったね」
これは勝ったチームのセリフ。
勝ったからこそ言える言葉だな。
「そうだね」
一言だけ返した。
と言うか、それ以上何も出てこなかった。
スコアを見ると、0-3。
確かに試合内容は競っていた。
ただ、ここぞと言うポイントは全て抑えられていたし、
2試合の中で2回握ったマッチポイントは簡単に凌がれた。
『紙一重』と言うには、あまりに厚く重い紙だった。
完敗だよ、これは。

「今年も負けちゃったね~」
当たり前だ。
大して練習していないんだから。
けどそれは俺の責任でもあるんだな。

悔しい事には変わりないんだ。
負けたんだから。
だけど、それで終わりにしてしまうのか?
次に向けて、どんな準備、練習をしていくのか?
今のモチベーションを下げずに、むしろもっと上げていけるのか?
サポートはいくらでも出来るが、実際にやるのは選手自身でしかない。

試合終了後に控えの1人が、
「来年は選手になれるように練習していきます」
静かだが、力強く約束してくれた。
「そして勝ちます」
その一言が嬉しかった。
まだまだ・・・やれるもんな。
そうだよな。

もっともっとコートに立とう。
一心不乱にボールを追いかけよう。
勝っても負けても涙が流せる試合になるように。
そんな一年にしていこうぜ。
明日から。
スポンサーサイト
★第76試合『古き友、新しき年、変わらぬ想い』
「あれ?アイツは来るの?」
「ちょっと顔出すってさ。」
「え?すぐ帰るって事?」
「明日が誕生日なんだって、娘さんの。一歳だってさ」
「へぇ、もう一年か。そりゃ長居は出来ないよな」
「あいつは?」
「あいつは簡単には出歩けないよ。嫁さん、予定日が来週らしいから」
「そっか~。ま、そうでなくても奥さんの目が厳しいからな」
「はは、言えてる」

駅のホームから階段を下りて改札に向かうと、久しぶりの顔が並んでいた。
変わってねぇなぁ、なんて思いながら手を振って、
「おう!」
「あれ?太りました?」
「お前なぁ・・・久しぶりの一言がそれかよ」
「あ、すいません。明けましておめでとうございます!」
一瞬にしてあの頃に戻っちまったね。
懐かしいこの感じ。
「近くの居酒屋でいいっすよね?」

結婚したヤツもいたし、子どもが産まれたヤツもいる。
上手くやってるヤツもいたし・・・・そうでないヤツも。
悩んでるヤツもいたし、それを親身に聞いてやるヤツも。
時間は流れて、それぞれの取り巻く環境が変わっていっても・・・・。
だけれども、変わらない関係ってのはあるんだな。
そう信じてる、ずっと。

「テニスしてないんですよね、最近」
「どれくらい?」
「半年・・・くらいかな?」
「それはマズイだろ~!」
「けど、まだまだやれますよ、きっと」
「そりゃ妄想だな。じゃ、やるか、明日?」
「やりましょう!」
「おまえ、明日、娘さんの誕生日じゃなかったっけ?」
「あ!・・じゃあ午前中だけってことで」
「誕生日よりもテニスを取るんだね」
「いや、そういうことじゃなくてですね、時間の有効活用といいましょうか・・」
「分かったよ。とりあえず、怪我だけはすんなよ」

たまにね、表面しか見てないようなヤツは言うんだよ。
馴れ合いを求めてるんじゃない?
おいおい、やめてくれよ。
俺達には、10年後も20年後も、いつも、いつだって分かり合える想いがある。
そんな時間を過ごしてきた。
そして、それに勝るものは、今のところ見つかってない。
ただ、それだけなんだよ。

「じゃ、解散しますか」
「おす。次は・・・忘年会か来年の新年会ですね!」
「そんな先か~」

Some Old Friends,See You Next Time!
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。