one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
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★第54試合『“トスアップ~俺達の道~”第二話』
《前回のあらすじ》
部活後の、いつも通りの帰り道。
隣に居るのはいつものアイツ。
普段と何も変わらない。
しかし、アイツと別れた後に来たメールで全ては変わり始めたのだった・・・。

何の気無しに開いたメールに書かれていた事をきちんと理解するには数秒掛かった。
『メンバーは俺抜きで行く。任せた』
はぁ!?驚きと戸惑いがすぐに怒りに変わる。
同時に目の前のドアが開いた。
駅に着いたんだな。
俺はホームに降りるなり、携帯のアドレスからアイツの電話番号を探す。
呼び出し音が2回半鳴ったところでアイツの声がスピーカーから聞こえてきた。
「どうした?」
何の用?みたいに聞いてきたこの一言をきっかけに、
俺の気持ちが大声となって駅のホームに響き渡る。
「どうした?じゃねぇだろ!あのメール、どういう意味だよ!」
「ん?あぁ?メンバーの事か?だから言っただろ、大体決まったって」
「そうじゃなくて、何でお前が入ってないんだよ!」
「でかいよ、声。聞こえてるから。俺はきちんと決めたつもりだぜ」
「はぁ?お前でなきゃ誰が出るんだよ?」
「2年の金子でいいだろ?」
「だってお前・・・」

20分くらいは話していただろうか。
あたりはすっかり暗くなっていた。
結局、メンバー選考の理由、と言うかアイツが出ない理由はよく分からなかった。
入部から今まで練習は常に一緒にやってきて、最近では固定のペアとして組んでいた。
俺達の実力は部内で突出しているわけではないが、
それでもメンバーとしては十分であったと思っている。
「何でだよ・・・・」
明日、アイツに会って直接確かめるしかない。
その夜はあまり眠る事が出来なかった。

次の日、放課後になり、俺はアイツの待ってる部室へ向かった・・・・。

自分をメンバーから外した理由はなんだったのか?
2人の関係は今後どうなってしまうのか?
(青春テニスストーリー掲載は不定期です)

つづく・・・(と良いですね・・)
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