one boy達のテニスへの想い・・・毎月10日、25日更新!!
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★第70試合『Do you need a mustard sauce ?』
「売店いくけど、何かいる?」
「う~ん、ケバブ買ってきて!」
「え?さっき食べたじゃん?!」
「いや、予想以上に美味しくってさ。もう一個食べとかないと、次来るのは11月になっちゃうし」
「11月?ああ、全日本選手権か」
「そ、だから、食いだめ。あと、ビールもね」
「はいはい、分かりましたよ」

今回は3階の自由席から観戦。
なんだ、こっからでもよく見えるじゃん。
去年まではロイヤルシートで着慣れないスーツでの観戦だった。
ま、それはそれで、なかなか良かったよ。
あの雰囲気も悪くはないんだ。
けど、俺はテニスウェアでリラックス観戦もいいかなぁ、なんて。
試合は終了して、フランス人が勝利者インタビューを受けていた。
『貴方のフォアハンドグリップは、大変薄く見えますが、イースタンですか?』
なるほど。
確かに薄いかな!?
俺はそこよりもバックハンドに気がいっていたんだけど。
ちょっと選手の答えが気になった・・・・・。
けどね、彼はどう答えていいか迷ったみたいで、インタビュアーが、即、流していたよ。

『すいません、この質問は彼には難しいみたいなんで、次にいきますね』
ふんふん。
その選手にとっては、グリップの厚さ薄さなんて関係ないんだね。
彼はそれが、自分の全てで。
それで勝ち上がってきたわけで。
自分のグリップがイースタン云々とか・・・・関係ない!
そのやりとりに、いろいろ感じたわけだね、俺は。

「ケバブ買ってきたよ」
「お!サンキュー!」
「よく食えるなぁ。俺、もう腹一杯」
「あのなぁ、自分の物差しで計っちゃ、上は見えないんだぜ」
「は?何?」
「いいんだ。こっちの事だから。あ、マスタードもらってきてくれた?」

きっと自分にしか分からない事って、あるんだよ。
間違ってるかもしれないけど、譲れない時もあるんだよなぁ。
そんな時に、分かってくれる奴、いや分かってくれようとしている奴がいると力がみなぎる、よね。

「もちろん。ケバブ美味いもんな。特にマスタードは外せないよ」

そっか。
ありがとう、親友(とも)よ。
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