one boy達のテニスへの想い・・・ 毎週木曜更新!
●第31ゲーム『夕方、あるコート上で』
「みんなの好きなテニス選手って誰?」

「分かんな〜い」


「じゃあ知ってる選手言ってみてよ」

「分かんな〜い」


「んー、シャラポワ知ってる?」


「あ、知ってる!」
「僕知ってるよ!フェデラーとナダルとアガシ!」

「お!アガシ知ってるの?スゴいじゃん!
じゃあ日本人は?」


「しらな〜い」
「僕知ってるよ!松方修造!」


「松岡だよ!食いしん坊万歳の人!
コーチはね、この人に手紙を貰って、
テニスをもっともっとしようと決めたんだよ。
oneboy君へ、って名前も書いてあったんだ。
手紙?まだ大事に取ってあるよ。
確か高校二年の時だね」

「ふ〜ん」

「あれ?あまり興味なかった?
じゃあさ、一番好きなスポーツは何?」

「サッカー!」
「水泳!」
「別にな〜い」


「えぇ!君たちテニスしてるのに、テニスは好きじゃないの?!」

「二番かな、テニスは」

「そっか・・・」


「ねぇ、コーチって若い?」


「(来た、ジュニアからはよくある質問!)いくつに見える?」

「○○才!(実際より10以上上)」


「・・・そんなにいってないよ!!」

「よく見れば若く見えるね!」

「・・・ありがとう・・・」

この会話で、いろんな事を考えさせられた。
俺が○○才になるまでには、テニスは日本一メジャーなスポーツになり、
この子達の誰かが“好きなテニス選手”になっている。
そんな気がしてならない。

けど、その為には、まず俺が、俺達が走っていないとね。